借金の主な原因は多重債務にあった!本気で完済するなら債務整理!

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借金のことで頭を抱える男性
突然ですが皆さん、借金をしてしまう一番の原因は何だと思いますか?

お分かりかと思いますが、パチンコを始めとしたギャンブルが一番の原因です。

ギャンブルにハマった多くの人が「わかっているのに止められない…」と、なかなか禁煙できない喫煙者のようなことを言います。

しかし、意志が弱い皆さんは「わかっちゃいるけど」を繰り返して、金銭感覚が狂って借金をしてしまうのです。

今は借金をしていなくてもいずれ借金をするかもしれないギャンブル狂いの皆さん。

すでに借金があってこれ以上借金を増やしたくないという皆さん。

私が解決方法をお伝えします!

ギャンブルを「今すぐ止めろ!」とは言いません

何を隠そう、私もかつて「競馬」にハマったギャンブル狂いの皆さんのうちの1人でした。

借金こそしませんでしたが、会社員として働いていて、「まったく貯金ができなかった丸1年」があることに気づいたんです。

かつての同級生がFacebookで結婚したりしているのを見て「このままじゃいけないな」と思い、脱ギャンブルを決意しました。

そこで、私が実践した「脱ギャンブルのための自分ルール」をご紹介いたします。

大事なのは、一度に全てしようとするのではなく、1つずつ確実に守れるルールを増やしていくことです。

【自分ルール5か条】

  1. 自由に使えるお金だけでギャンブルをする
  2. 収支を必ず記録する
  3. 1度に使う金額をあらかじめ決めて持つ
  4. ギャンブルに代わる趣味を見つける
  5. ギャンブルで得られるものは何もないと再認識する

①自由に使えるお金だけでギャンブルをする

始めに、「ギャンブルにハマってしまう人」は金銭管理がとてもヘタということを自覚しましょう。

というよりも自覚しているはずですが、ギャンブルをしている間だけの快楽に身を任せたいがばかりに、金銭管理を蔑ろにしがちです。

そんな方に「明日からギャンブル禁止!」と言っても、馬の耳に念仏です。

そこでまずは、ギャンブルの優先順位を下げる必要があります。

具体的な行動としては、1ヶ月の給料のうち「家賃」や「公共料金」「交際費」等の必要最低限のお金を先に確保します。

こうすることで、1ヶ月の間に「自分がギャンブルに使っても大丈夫な金額」を頭に覚えさせます。

ギャンブルはお金を借りてまでするものではなく、余ったお金の範囲で楽しむものなんですよ。

②収支を必ず記録する

あわせて、ギャンブルに使ったお金は必ず収支を記録しましょう。

スマートフォンの無料アプリで『Money Book』など使い勝手の良いものがたくさんあるので、記録を習慣化すれば面倒なことはほとんどありません。

収支を記録する目的は、自分が1ヶ月にどれだけ赤字になっているかを正確に把握するためです。

たまには黒字になる月もあるかもしれませんが、パチンコの場合はほぼ赤字のはずです。

黒字になったとしても費用対効果を考えると、他のことにお金を使った方がよっぽど有意義なことに気づきます。

なにより(私の実体験でもありますが)、「ギャンブルにこれだけ毎月お金を使っていたんだ」ということを強く実感できます。

給料の3分の2以上をギャンブルにつぎ込んでいた事実は、当時の私にとってかなりの衝撃でした。

③1度に使う投資額をあらかじめ決めて使う

自分がギャンブルに使っている金額を把握できてきたら、次は一度に使うお金を徐々に減らしていく段階です。

当時の私は競馬にハマっていたのですが、このルールを決めてから、どんなレースでも1度に賭けてもいい金額を「1,500円まで」に制限しました。

こうすることで、仮に1Rから最終の12Rまで賭けたとしても18,000円以下に抑えることができます。

他のギャンブルでも同じことで、自分の中で「使って楽しめる金額」を徐々に抑えていくことが重要です。

一度「大当たり」をしたことがある方はその夢を追いかけているつもりかもしれませんが、ギャンブルとは「ハイリスクハイリターン」なものです。

大当たりを狙おうとすれば、それだけ高配当を狙って投資をし続けることになるので割に合いません。基本的にギャンブルは外れる人の方が多いものなのです。

私の場合は、徐々に1レースに絞ってお金を使うようになり、競馬に依存する時間が徐々に減っていきました。

④ギャンブルに代わる趣味を見つける

ギャンブルに対する依存が弱くなってきたら、次はそれまでギャンブルに浪費していた時間を新しい趣味で埋めることが大事です。

意志の弱い自覚がある方はわかると思いますが、時間が余っていると「ギャンブル欲」が再発してしまうものです。

しかし、突然1人で「趣味を見つけろ」と言われても難しい話だということは、私も実感しました。

そこでSNSで何か良い案がないか聞いてみたところ、「新しい環境に飛び込む」のが効果的だという1つの答えを見つけました。

具体的には「社会人サークル」などに所属して、定期的に参加することです。

人見知りの方にとっては不安かもしれませんが、スマートフォンで検索するだけでもさまざまな社会人サークルがあります。

私の例で言うと、社会人になってから運動不足を実感していたので、バドミントンサークルに所属して楽しんでいましたよ。

⑤ギャンブルで得られるものは何もないと再認識する

新しい趣味にハマってきて、ギャンブルのことを考える時間がだんだんと薄くなってくると、その頃には思考回路もまともになってきます。

何より、「新しい趣味に使うお金のペース」と、「これまでギャンブルに浪費したお金のペース」を比べて目が覚めます。

私の場合は、ギャンブルで大負けした月に10万円くらい無駄にしていたことを思い出して、「本当にもったいないお金の使い方だったんだな」ということに気づきました。

「煙草」で言うと、禁煙が上手くいって煙草の味が「不味い」と感じるようになった感覚が近いかもしれません。

こういう事ばかり言ってはいますが、もちろん私はギャンブルで得たものもたくさんあります。

競馬繋がりで知り合った友人、万馬券を当ててバカ騒ぎした思い出、今でも思い出し笑いをすることはたくさんあります。

ギャンブルそのものが悪いことだとは言いません。私は仕事先で年の離れた方との話のネタにもなったりしたからです。

ただそれまで使ってきたお金は自分の責任ですから、ギャンブルにハマっている自覚がある方は一度、客観的に自分を見直してみてはいかがでしょうか。

借金が完済できない一番の理由は「多重債務」

借金というのは1つの借り入れだけで返済できなくなるよりも、複数の借金が複雑に絡み合って返済不能に陥るケースがほとんどです。

初めは1社の消費者金融から借りるだけだったのに、その返済が滞ると2社、3社と借入先が増えて行く。

結果的に、並行して毎月複数の金融会社へ返済しなければならない状態、つまり多重債務に陥ってしまうわけですね。

総量規制で緩やかにはなったが

2010年に完全施行された改正貸金業法で「総量規制」が導入されました。

この法律は、個人が借り入れできる金額は自身の年収の3分の1をこえてはならないというものです。

これによって多重債務者の増加は緩やかにはなりましたが、その一方で、個人向け融資のノウハウを手に入れた銀行カードローンの利用者が増えてしまいました。

銀行カードローンでは借り入れの上限が定まっていないので、緩やかにはなったものの多重債務者は増加し続けているのが現状です。

そもそも「年収の3分の1」は返し切れる金額ではない

そもそもの話になりますが、仮にあなたの年収が300万円だとして100万円の借り入れがあったら完済できると思いますか?

現実問題として、年収の5分の1の借り入れでも完済するのは非常に難しいとされています。

仮にあなたが一人暮らしをしているとイメージしてみると、手取りから毎月どれくらいの必要経費が引かれて、どれくらい返済にあてられる自由なお金が残るのかを計算する必要があります。

借金は早く返さなければ利息がふくらむ一方ですから、返済しながら貯金をすれば当然損になるので何も残せないですし、あなたが自由に使えるお金はまったく残らないと言っても過言ではありませんよ。

借金返済の手助けとなる「おまとめローン・一本化ローン」

そんな多重債務の救いとなるべく現れたローンが、「おまとめローン(一本化ローン)」です。

名前の通り、複数のローンをまとめて1つにすることができます。

具体的には、複数の借入先の借金の合計をおまとめ先の金融会社が申込者へ融資して、その資金で複数の借り入れを完済してもらい、その後はおまとめローンの返済に専念してもらうローンです。

高額の融資が可能な銀行カードローンを中心に、一部の消費者金融でもおまとめ専用ローンなどを取り扱っており、利用可能な金融会社は意外と多いです。

おまとめローンのメリット

①通常ローンよりも金利が低い

おまとめローンの最大のメリットは、まとめることによって金利が安いという点です。

借りている金額が多いほど、金利が安くなって利息が下がれば返済が楽になります。

中には金利が高いのにおまとめローンをおすすめしているカードローンもあるので、申し込み前には必ず金利を確認しましょう。

②毎月の返済の負担が減る

まとめることによって借入先が1つになるので、毎月の返済の手間を減らすことができます。

キャッシングによってバラバラだった金利や返済期日も1つに統一することができる上に、金利も安くなるので利息をおさえることができます。

③銀行カードローンは限度額内で借り入れと返済可能

銀行カードローンを活用しておまとめローンを利用すれば、借入限度額の高いカードローンとして扱うことになります。

つまり借入限度額内であれば、いつでも好きな時に借り入れと返済を行うことができます。

もし急な出費があった際にも柔軟に対応することができるのが、カードローンのメリットです。

おまとめローンのデメリット

①審査が難しい

複数の借り入れを1つにまとめるので、当然借入額は高額になり審査は難しくなります。

おまとめローンを利用すれば毎月ちゃんと返済できる能力を持っている方しか審査には通れないので、おまとめローンでも返済が困難な方は「債務整理」を弁護士に相談しましょう。

②累計支払金額が増えてしまうこともある

借り入れを1つにまとめることで毎月の返済の負担を軽減することができますが、毎月の返済額が最低返済額に近い状態を続けるのはリスクが高いです。

なぜかというと、毎月の返済額が減って支払回数が増えてしまうことで、合計支払利息も増えてしまうからです。

金利が下がっても返済期間が延びてしまい、結果として払う必要のなかった利息まで払うことになるかもしれないので、返済期間をきちんと計画した上で毎月の返済額を決めなくてはいけません。

③一部のおまとめ専用ローンは返済専用である

銀行カードローンではなく消費者金融のおまとめ専用ローンを利用する場合、原則として「返済のみ」のローン契約となります。

そのため、急な出費に対応することができずに、おまとめローンを返しながら他のキャッシングにも手を出さなくてはいけない状況に陥るリスクがあります。

おまとめ専用ローンを利用する際には、確実性の高い返済計画をたてなければいけないということを肝に銘じておきましょう。

借金に時効があるってご存じでしたか?

実は、最後の取引から5年経過して返済不能の意思表示をすることで、「消滅時効の援用」といって返済義務を免れることができるようになります。

ただし必ず5年でできるというわけではありません。

もし5年経つ前に金融会社側が借金に対する裁判を起こした場合、消滅時効の援用を宣言できるまでさらに10年の期間が設けられてしまいます。

そのため最長で約15年間も借金を踏み倒さなければならないことになります。

返済を延滞している限りは信用情報機関に事故情報が保管され続けるので、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカード等の利用することができなくなります。

そのような状態ではたった1度しかない人生に大きな影響を及ぼしてしまいますので、返済が困難になった段階で「債務整理」の活用を検討するべきです。

借金返済の相談は誰にしたらいいの?

さっきから何回か言っていますが、これ以上の返済が困難になったときは早めに「弁護士へ相談」しましょう。

つまり「債務整理」を活用してほしいという事です。

債務整理は、状況に応じて3つの手続きに分けられます。

①任意整理

任意整理は、相談を受けた弁護士と借入先の金融会社で交渉を行って、借金の金利をカットしてもらう法的手続きです。

金利をカットしてから原則3年で返済する計画を組むので、返済能力のある方は利用することができます。

②民事再生

個人再生は、弁護士を介して返済計画書を裁判所に提出して認めてもらうことで、借金を5分の1程度まで減額してもらう法的手続きです。

これも原則3年で返済するよう計画を組むので、返済能力のある方は利用することができます。

③自己破産

自己破産は、返済不能に陥った方が借金を返済する義務を免除してもらう法的手続きです。

借金の返済を考える必要がなくなって人生がとても楽になりますが、20万円以上の財産を差し押さえられたり、一部の資格が必要な職業が制限されてしまったりします。

2chやブログは借金返済の参考程度にしましょう

借金の返済が滞ってくると自分だけではどうにもなくなり、インターネットで解決策を探す方が多いと思います。

しかしインターネットのメディア、特に匿名掲示板の2chや個人運営のブログには何の信ぴょう性もありません。

また借金がある状況の違いからも、必ずしもインターネットで紹介されている返済方法があなたにマッチしているとも限りません。

ですから、あくまで「借金を効率よく返済していくにはどうすればいいのか」という参考程度にするべきです。

「こうすれば絶対1ヶ月で完済できる!」とか「ここに連絡すれば借金なんとかします」といったような勧誘メッセージを真に受けてはいけませんよ。

もし結婚を控えているのなら借金問題は告白するべき

新郎でも新婦でも言えることですが、借金問題は結婚するまで取っておくほど大事なものではありません。

むしろ最優先で相手に打ち明けるべき問題です。

もしあなたが「結婚後に落ち着いてから打ち明けよう」と考えているのなら、その甘い考えを今すぐ捨ててください。

逆の立場になって考えてみてください。もし結婚して幸せまっしぐらな生活の中、好きな相手にずっと隠し事をされていたらあなたはどう思うでしょうか。

「わかった、一緒に頑張って完済しよう」と思えるでしょうか?むしろ、「なんでずっと隠していたんだろう、2人の貯金や生活費を削らなくちゃいけないの?」とネガティブになるはずです。

借金が原因で離婚になる夫婦も少なくないこの世の中、お相手のことを慮れば、結婚前に打ち明けるのと結婚後に打ち明けるのではどちらが良いか、明白だと思いませんか?

私も、後ろめたい思いをもったまま結婚式を挙げてほしくないと強く思うからこそ言いたいのです。

まとめ

  • 借金が返済できなくなるのは、借入先を増やしてしまって多重債務に陥るのが主な原因
  • 多重債務を解消するためには、複数の借り入れをおまとめローンで1つにすると負担が軽減する
  • 返済できないと感じたら、早めに弁護士へ相談して債務整理の手続きを進めましょう