他社借り入れが審査に及ぼす影響とは?プロミスを例に徹底解説!

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契約

借り入れを行う際に欠かせないのが審査です。

勤務先情報や住宅情報などを基準に審査が行われますが、中でも影響するのは他社借り入れ状況です。

今回はプロミスの審査を例に他社借り入れがどのように影響するのかご紹介します。

プロミスの審査って甘いの?

「最短30分審査」「最短1時間融資」という宣伝がある通り、プロミスは審査に通りやすくて借り入れがしやすいと思う方は多いのではないでしょうか?

しかし、それはなんとなくであって実際に審査が甘いのかどうかはわかりづらいですよね?

そこで参考になるのが大手消費者金融各社の「成約率」。要するに審査通過率ですね。これで他社と比較をすることができます。

大手消費者金融各社の成約率

成約率や新規貸付率とも言うこれらのデータは各社のホームページ上で公開されていますが、実は下記の通り大手消費者金融しかほとんど公開していません。

  1. アコム:50.2%(2016年11月時)
  2. アイフル:46.4%(2016年11月時)
  3. プロミス:43.5%(2016年11月時)
  4. 新生銀行レイク:33.3%(2016年9月時)
  5. ノーローン:22.3%(2016年9月時)
  6. モビット:非公開

上記を見ればわかる通り一番審査が甘いと言えるのはアコムですが、プロミスも消費者金融TOP3に入るほど審査が甘いわけですね。

口コミでは「プロミスの審査は厳しい」という声もありますが、消費者金融の平均で見れば約40%前後なので、それに比べればプロミスの方が断然通りやすいというわけです。

他社借り入れがあってもプロミスの審査に通る3つの基準

他社借り入れがあるからと言ってプロミスの審査に必ず落ちるわけではありません。他社借り入れは金額と件数に分けることができ、その額や件数によって審査に通るかどうかが決まるのです。

ここでは他社借り入れを行っていても審査に通る3つの基準をご紹介します。

① 借り入れ金額が年収の3分の1以下

一つ目は借り入れ金額が年収の3分の1以下である場合です。

プロミスは消費者金融なので、総量規制の対象として利用限度額が年収の3分の1以下に制限されます。例えば年収300万円の方なら、利用限度額は100万円に制限されます。

他社と合わせて借り入れ全体で3分の1以下なので、既に他社借り入れでそれ以上の額を借りていたらプロミスの審査には通りません。

② 借り入れ件数が3社以下

これは具体的に件数が決まっているわけではありませんが、傾向としては他社借り入れ件数が3件以上ある場合審査に落ちやすいです。

借り入れ件数が多いということは、1社から希望額が借りられないほど信用が薄いということになります。

また、何社からも借り入れを行わなければならないほど生活が苦しいとも見なされます。他社借り入れ件数は、申し込み者の返済能力を図るためにも欠かせない情報なのです。

③ 返済を滞りなく行っている

返済を滞りなく行っている、または完済していると、プロミスの審査では返済実績の証明になります。

問題なく完済している場合は、初めてキャッシングを利用する方よりも審査では有利になることもあるのです。

※ 利用限度額が低くなることをお忘れなく

他社借り入れを行っている方で3つの基準に当てはまっている方でも安心はできません。他社借り入れがあるということはそれだけ返済財源が通常よりも少なくなり、返済能力が多少なりとも低いと見なされます。

また総量規制のため、他社借り入れと合わせて年収の3分の1の金額しか借りることができません。その分利用限度額も低く設定されると考えましょう。

申し込みで聞かれる審査基準の例

プロミスには申し込み方法がいくつかありますが、Web申し込みの場合は下記の項目を入力することになります。

  • お客さま情報
  • 自宅情報
  • 勤務先情報
  • 契約内容 etc

お客さま情報

まず始めに氏名や生年月日を入力した後に、例えば以下の要素があります。

  • 家族構成
  • 子供の有無
家族構成は実家済みが有利?

プロミス側の視点から考えると、「返済能力があること」と万が一のことを考えて「連絡がつきやすい」ような申込者が理想と言えます。

その点で言うと、「独身1人暮らし」よりも「独身実家済み」の方がお金に余裕があって連絡がつきやすいことがイメージできます。なぜなら、一人暮らししていない分家賃が掛かっておらず、実家なので本人がいなくとも両親に話がつきやすいからです。

ただ返済能力という点で言うと、「独身1人暮らし」と「所帯持ち」の比較は難しいところです。この場合は連絡がつきやすい所帯持ちの方が有利なケースもあれば、返済に余裕がありそうな一人暮らしの方が有利なケースもあるというわけです。

子供はいない方が有利?

同じ考え方になりますが、「子供がいない夫婦」の方が「子供がいる夫婦」よりも審査には有利に働く可能性が高いと考えられます。なぜなら子供の養育費などにお金がかからない分、返済能力に余裕があると判断されるからです。

ということは推測にはなりますが、子供が多ければ多いほど借り入れが難しくなる傾向にあるというわけです。

自宅情報

例えば以下の2点はわかりやすい基準です。

  • 住所
  • お住まいの種類

言わずともわかると思いますが、提出した本人確認書類とここで記入した住所にズレがあった場合は審査に落ちてしまうこともあります。そのため、常に現在の最新情報を正確に入力するよう心掛けてください。

借家よりも持家

返済能力の有無で言えば、借家の方よりも持家の方が返済能力があると判断されやすいです。ただし、住宅ローンの状況なども個人信用情報機関に照会しながらスコアリングしていくことになります。

また、同じ種類の家でも居住歴が長ければ長いほど有利となります。今はあまりないとは思いますが、居住歴が長い人ほど「夜逃げ」のリスクが少ないとみられるからです。

夜逃げでなくとも、引っ越しされると同時に連絡先を変えられるリスクは少ないと判断されます。

勤務先情報

申込者の返済能力に直接かかわる部分なので、基準となる項目も多岐に渡ります。例えば以下の5つがあります。

  • 雇用形態
  • 勤務先名
  • 入社年月
  • 年収
  • 健康保険証の種類
正社員の方が有利だけども…?

やはり返済能力という面で言うと、毎月の給与が安定している正社員が一番有利と言えます。しかしながら、それ以外の自営業や個人事業主、パートやアルバイトなどの職業にはそこまで大きな差はありません。

毎月一定の安定した収入さえあれば返済能力はあると判断してくれるのが、現在のプロミスの良いところです。

大手企業よりも公務員が有利

収入だけで言えば大手企業の社員の方が良いかもしれませんが、会社の種類としては公務員が一番審査に有利となります。これは後述する「健康保険証の種類」にも関わっています。

勤続年数が長さは最も重要な基準の1つ

例えば、新社会人よりもアルバイト歴5年の申込者の方が、返済能力は安定していると判断できますよね?そのため、職業や年収の差よりも入社年月の長さというのは重要視されています。

仮に転職したばかりで現在の会社の勤続歴が6ヶ月未満であれば、借り入れの申し込みはちょっと検討した方が良いですね。

当たり前ですが年収は多い方が有利

言うまでもないかもしれませんが、年収は多い方が審査に有利に働きます。

ただしいくら年収があるからといって、それが安定していなければ意味を成しません。申し込みの時点で毎月一定の安定した収入があることが、審査基準では大前提となっています。

ちなみに借入希望額はここで記入する年収の3分の1におさまるようにしないと、総量規制にひっかかってしまうのでよく確認しておきましょう。

健康保険証の種類でも有利不利がある

一言で表すと「共済保険 > 健康保険 > 国民健康保険」の順で審査基準として有利不利が決まります。なぜなら、保険証の種類で職業がある程度絞り込めるからです。

共済保険は、公務員とその家族が加入する保険です。そのため保険証の種類としては一番有利に働きます。

国民健康保険は企業に所属しない方、つまり自営業やフリーターの方が一般的です。この場合、事業目的の借り入れの申し込みや、返済能力があるかどうか怪しいといったリスクがあるため、他の保険証と比べると評価が一段下がります。

そのため、会社員にもかかわらず国民健康保険のまま移行していないという方は要注意です。記入した会社とズレがあると、電話確認や収入証明書類の提出を別途求められる可能性がでてきます。

審査で嘘をつくとどうなる?

申し込みは基本的に自己申告なので、プロミス側も細かい誤差に気付く可能性は低いです。しかし、ステータスを良く見せようとして年収を上乗せして虚偽の申告をしてしまう方も一定数います。

プロミス側は申込者の記入した内容だけでなく、一緒に個人信用情報機関にも情報の照会しています。ここでは、記入した内容が本当かどうかを過去の取引記録などから判断しています。

例えばもし年収に嘘偽りがあった場合は、当然「収入証明書類の提出」を求められます。虚偽の申告をしていれば書類とのズレが出るはずなので、審査落ちになるか、良くて借入限度額を引き下げられるという措置が取られます。

最悪の場合ブラックリスト化してしまうことも

それならばまだ良いですが、もしまったく違う他人に「ねつ造」するレベルの虚偽の申告だった場合は、申し込みブラックとして個人信用情報機関に記録されるケースもあります。

一度信用情報がブラックリスト化してしまうと、少なくとも5年は機関に保管されることになります。機関に記録された情報はあらゆる金融機関が照会することができるため、プロミスだけでなく他社のキャッシングや、クレジットカード、住宅ローン・自動車ローンなど審査が必要なものすべてに悪影響を及ぼしてしまうのです。

たった1回の嘘でその後の数年を棒に振ってしまうという大きなリスクがあることを考えると、借り入れの申し込みは正直にするべきだと私は思います。

他社借り入れ情報は信用情報機関で参照される

プロミスは他社借り入れ状況を、上記のような申し込み情報と下記の個人信用情報から確認しています。個人信用情報では他社借り入れに関して5つのことが確認されます。

個人情報

個人情報は直接他社借り入れと関係する情報ではありませんが、氏名・生年月日・性別・住所・電話番号といった基本情報から、勤務先情報や家族情報が確認されます。

契約内容

他社で利用しているローン商品の名称、契約日、借り入れ金額などが記載されています。

支払い状況

現在他社で利用しているローンの返済状況が記載されています。長期間の延滞情報もここで確認されます。

割賦販売の記録

カードローンの審査にはあまり影響しない項目ですが、商品を分割で購入した際の情報が記載されています。例えば、クレジットカードのショッピング枠を利用してお店や通販の支払いで分割払いを指定した場合は、ここで確認されます。

支払い状況の他に、ここでも延滞情報が記載されます。

事故記録

他社借り入れを行っている際に、長期間の延滞や返済不能になり債務整理を行った場合、事故記録として信用情報に記録されます。

事故情報が1度登録されると短くて5年間、長くて10年間は、クレジットや各種ローン契約を結ぶことができないので注意しましょう。

他社借り入れは金額・件数ともに必要最低限に抑える

他社借り入れを行うこと自体、審査に悪影響を及ぼすわけではありません。

しかし金額、件数が極端に多すぎると審査に落ちる原因になります。借り入れは金額・件数共に必要最低限に抑えるに超したことはないのです。

他社借り入れが返済実績として有利になることもある

必要最低限に抑えたキャッシングは返済実績として証明され、プロミスの審査では有利になります。

反対に、あまりに信用情報がクリーン過ぎると返済能力を図ることができません。そのため初めての方は経験者より不利になることもあります。

信用情報を事前に確認しましょう

他社借り入れは信用情報機関で確認することができます。現在国内には「JICC(日本信用情報機関)」「CIC」「全国銀行協会連合会」の3つの信用情報機関があります。

3つの機関で開示方法が異なるので確認しておきましょう。信用情報の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。⇒『カードローンの審査で見られる信用情報ってなに?

JICC 携帯電話/郵送/窓口
CIC インターネット/郵送/窓口
全国銀行協会連合会 郵送

審査には避けては通れない在籍確認がある

申し込みが終わって審査の後半へ進むと、申込者が入力した勤務先に本当に在籍しているかを確認する「在籍確認」があります。プロミスのオペレーターが申込者の勤務先に直接電話を掛けます。

この時点で「ええっ!そんなことしたら勤務先にプロミスへ申し込んだことがバレちゃうよ!」と怒ってしまう方もいるとは思いますが、話は最後まで聞いてください。

プロミスも考えなしにするわけではありません。オペレーターが必ず「個人名」で連絡するので、まずプロミスだとバレることはありません。聞かれても答えないように彼らは訓練されています。

確認の電話に関しても、勤務先の従業員に対してオペレーターが質問攻めをするようなことはしません。

実際、「○○様をお願いしてもよろしいでしょうか?」「申し訳ございません、○○は席を外しております」「かしこまりました、また改めさせていただきます」というような簡単なステップで在籍確認は完了となります。

本人が不在でも、「その会社に在籍している」ということだけ確認が取れれば問題ありません。