おまとめローンに向いている銀行・消費者金融のローンと審査基準

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カードローンと同じく、おまとめローンも申し込み後審査に通らないとお金を借りることができません。おまとめローンに申し込むのは総じて多重債務者です。多重債務者はそれだけで不利な信用情報となってしまい審査で不利です。

また、おまとめローンは借入額が大きくなってしまうことで審査が厳しくなってしまい、多くの時間がかかってしまうことがあります。しかしおまとめローンでも見られる情報は他のキャッシングにおける審査とあまり変わりません。

銀行のおまとめローンか消費者金融か

低金利の銀行キャッシングでのおまとめローンと、金利が高いものの消費者金融のローンを使った一本化が可能です。銀行のおまとめローンは審査が厳しい物の、高い限度額と消費者金融と比べるとかなり低い金利が魅力です。

しかし条件の良いキャッシングには厳しい審査がつきもの。銀行のキャッシングで一本化を行うには強い属性と後ろめたいところのない信用情報が必要になります。

自分は銀行からお金を借りるのか、消費者金融からのキャッシングで一本化を行うのか。しっかり自分の属性と信用情報を理解しておきましょう。

おすすめの低金利おまとめローンを比較

参考に、私が個人的におすすめしたいおまとめローンの借入先をご紹介させていただきます!おまとめローンは銀行カードローンが中心ですが、消費者金融の中にもおまとめ専用ローンがあったりします。

「低金利か高金利か」で比較するのが一番わかりやすいのですが、審査スピードやその他のサービスもいくつかご説明して比べてみましょう。他にも気になる点があれば、各金融機関のコールセンターへ相談するのが一番ですよ!

住信SBIネット銀行「MR.カードローン」

  • 金利:年0.99~14.79%
  • 借入限度額:10万~1,200万円
  • おすすめ度:★★★★★

三井住友信託銀行が運営しているネットバンクが住信SBIネット銀行です。ネットバンクなので店舗がなく、インターネット上での申し込みになります。申込完了後、「MR.カードローン」は郵送されて届くことになります。

プレミアムコースは業界最低金利

MR.カードローンの最大のメリットは、その低金利です。このカードローンには「プレミアムコース」と「スタンダードコース」の2つがあり、審査次第でどちらかが適用されます。

プレミアムコースの場合、金利は年0.99~7.99%という業界No.1の低金利です。消費者金融の最高金利が年18.0%なので、約10%もの差があることになります。

まとまった金額の借り入れになるおまとめローンでは、低金利であることは非常に大きなアドバンテージです。メガバンクと比べると知名度はあまりないですが、ぜひ申し込んでほしい銀行カードローンです。

審査スピードが遅め

「最短60分で仮審査完了」としていますが、カードローン口座が利用できるようになるまでは「数時間~数日」かかるとホームページには記載されています。

もし「住信SBIネット銀行の口座を持っている」かつ「借入希望額が300万円未満」のときは、即日融資を受けることも可能です。しかし同行の口座を持っている人はあまりいないでしょう。

収入証明書類はスマートフォンで簡単に送信できるので、事前に口座開設を申し込んでおくことである程度スピードはカバーすることができます。

オリックス銀行カードローン

  • 金利:年1.7~17.8%
  • 借入限度額:10万~800万円
  • おすすめ度:★★★★☆

住信SBIネット銀行と同様に、オリックス銀行もネットバンクなので店舗はありません。またカードローン口座もないので、口座不要で申し込むことができます。

おまとめローンの利用に積極的

オリックス銀行カードローンをおすすめするのは、同カードローンがおまとめローンの利用を積極的に宣伝しているからです。つまり、それだけ審査に通りやすい可能性が高まるということです。

「口座不要」「借り入れ300万円未満なら収入証明不要」「担保・保証人不要」とあるように、申し込みやすいことがメリットでもあります。ちなみに他の銀行カードローンも担保・保証人は不要です。

また、このカードローンには審査を行う保証会社が2社あり、どちらかの審査に通ればカードローンを利用することができます。単純に考えて、審査に通るチャンスが2回あると考えるとそれだけでも申し込みやすいですよね。

金利が高い

銀行カードローンではありますが、金利は「年1.7~17.8%」となっており最高金利が消費者金融並みに高いです。

最高金利が適用されるのは、「借入限度額が100万円未満の場合」になります。もし、キャッシングの合計借入残高が100万円未満になるようなら、他のおまとめローンを検討することも考えなければいけません。

ただ、まとまったお金を1社に借り換えるおまとめローンなら、その心配はあまりないかもしれません。

アイフル「おまとめMAX」

  • 金利:年12.0~15.0%
  • 借入限度額:1万~500万円
  • おすすめ度:★★★★☆

「消費者金融でもおまとめ専用ローンを出していることがある」と先ほど言いましたが、アイフルの「おまとめMAX」はまさにそれにあたります。

このおまとめローンを利用するためには、「申し込み時点でアイフルを利用している方」または「これまでにアイフルを利用したことがある方」のどちらかでなければいけないという条件があります。

消費者金融の中では優秀なおまとめローン

大手の消費者金融には他にも「おまとめ専用」のローンを取り扱っているところがありますが、いかんせんそれらはどれも「金利が高い」というデメリットがあります。

その点、「おまとめMAX」は比較的低金利というメリットがあります。同社の通常のキャッシングローンは金利が「年4.5~18.0%」なので、最高金利だけ見ても「3%」低くなっています。

先ほどのオリックス銀行カードローンよりも低金利なので、金利だけで見ればこちらの方がおすすめできます。

借入限度額が低い

一方で、消費者金融のおまとめローンは「借入限度額の上限が低い」というデメリットがあります。銀行カードローンの限度額は、軒並み「800万~1,200万円」ほどあります。

ただし、おまとめMAXでも借入限度額は上限500万円もあるので、500万円未満のおまとめになるのであれば特に問題はありません。

また、おまとめ専用ローンは基本的に「返済のみ」となります。銀行カードローンのように「借入限度額内で自由に借入や返済ができる」というわけではないので、確実性のある返済計画を準備しましょう。

三井住友銀行カードローン

  • 金利:年4.0~14.5%
  • 借入限度額:10万~800万円
  • おすすめ度:★★★★★

メガバンクその1「三井住友銀行」が提供している銀行カードローンで、おまとめローンにも対応しています。

銀行カードローンにも関わらず、最短30分で審査が完了するスピードの早さがメリットの1つです。

ローン契約機でその場のカード発行が可能

三井住友銀行カードローンには「ローン契約機」と呼ばれる自動契約機があるため、その場でカード発行することができます。

大手消費者金融には普及している自動契約機ですが、銀行カードローンに絞ると「三菱東京UFJ銀行」を除いてなかなか見かけません。

ローン契約機で審査へ申し込むことから始めることも出来るので、Webの操作に慣れていない方にはおすすめです。

キャッシュカード一体型

現時点で三井住友銀行に口座がある方は、お持ちのキャッシュカードを利用して審査完了後にすぐ借り入れや返済を行うことができるようになります。

審査結果の完了連絡があればすぐにキャッシュカードをカードローンとしても利用できるようになるので、お急ぎの方にはおすすめです。

カードそのものはキャッシュカードのままなので、カードを利用しているところを見られても借り入れているとは思われない点もメリットです。

みずほ銀行カードローン

  • 金利:年3.0~14.0%
  • 借入限度額:10万~1,000万円
  • おすすめ度:★★★★☆

メガバンクその2「みずほ銀行」が提供する銀行カードローンで、金利や借入限度額のコースが2つに分かれているのが特徴です。

数ある銀行カードローンの中でも低金利なので、出来る限り利息を抑えたいという方にも向いています。

提携ATMの利用手数料が月4回まで無料

おまとめローンとして利用するのであれば借り入れや返済の回数はそれほど多くはないかもしれませんが、みずほ銀行カードローンは自社ATMは無料で、提携ATMに関しては月4回の取引まで無料になります。

月5回以上借り入れや返済をすることはそうそうないので、提携ATMでの取引も実質無料ということがわかります。

キャッシュカードですぐに利用可能

三井住友銀行カードローンと同様、みずほ銀行カードローンもお持ちのキャッシュカードを利用して借り入れや返済が可能となっています。

もちろんキャッシュカードとローン専用カードを希望で選ぶことができるので、利用しやすい方を選ぶことができます。

キャッシュカードと一緒だと余計にお金を借りてしまいそうなら、ローン専用カードを発行してもらいましょう。

銀行のおまとめローンへ申し込むには?

原則として、おまとめローンは「インターネット」または「電話」で申し込みの手続きを進めます。

銀行のカードローンは借入限度額が高額まであるので、そのままおまとめを希望する金額を記入して申し込んでも良いのですが、できれば申込前や申し込み後にコールセンターへ電話をして「おまとめローンとして利用したい」という旨を伝えるべきです。

なぜなら、通常通り申し込むと既存の借り入れがある状態からさらに借りることになるため、銀行側から見て十分に返済能力があると判断するのが難しくなってしまうからです。

借り換えることを前もって伝えておけば、おまとめローンとして利用することも難しくありません。

審査で見られるのは属性と信用情報

カードローンなど他のキャッシングでの審査で見られるのと同じですが、おまとめローンの審査でもその人が持つ収入や勤続年数などの属性、現在どれくらいのお金を借りているのか、過去どれくらいのお金を借りているのか、きちんと過去のキャッシングで返済が完結しているのかといった情報が重視されます。

そのため、過去返済遅延が起きていると返済能力が乏しいと見られてしまい、審査に落ちやすくなってしまいます。

多重債務者は審査で大きく不利ですが、消費者金融や銀行のおまとめローン専用商品に申し込めば審査に通りやすくなります。

消費者金融のおまとめローンを利用すると限度額内だったとしても追加融資を借入れることができず、返済のみ行うことも多いです。

おまとめローンでの貸付は他社を出し抜ける

おまとめローンでお金を貸し付ければ、他社からのキャッシングを自社のローンで一本化できるということで、利益を奪う効果があります。

そういう効果もあり、おまとめローンの貸付に積極的だという利点があります。

複数のキャッシングを返済するのは、利息の金額、返済日が多いなどのデメリットがあります。

早い段階でおまとめローンでキャッシングの一本化を行えば返済総額の減額、返済日を一日にまとめる効果もあります。

よくある質問

おまとめローンの審査で在籍確認はあるのか

おまとめローンも1つのキャッシングなので、審査では在籍確認が行われます。

在籍確認では、申し込みの際に記入した勤務先へ確認の電話が銀行側から掛けられます。

オペレーターは「銀行名」で名前を掛けてくれるので、おまとめローンへ申し込んだということが勤務先の方へ電話で知られてしまうという事はありません。

なぜ銀行から勤務先に電話があったか聞かれた場合は、預金や通帳のことで問い合わせがあったと伝えれば問題ないでしょう。

勤務状況まで確認されるのか?

在籍確認の電話では、申込者の細かい勤務状況まで確認するようなことはありません。

ただし在籍の確認が取れなかった場合には、在籍確認がきちんと完了せず審査に落ちてしまうこともあります。

在籍確認自体は簡単で、本人が電話に出る必要はまったくなく、審査に悪影響を及ぼすということもありません。

オペレーターが電話を掛けて勤務先の方が対応した場合、まず「私、◎◎銀行の××と申します。〇〇(申込者名)様はいらっしゃいますか?」というように聞きます。

そこで本人が対応できるようであれば、電話を代わって生年月日や住所を確認して終了。

本人不在であれば、勤務先の方が「〇〇はただいま席を外しておりまして…」というような「会社には在籍している」反応がとれれば問題ありません。

ものの数分で在籍確認は完了します。

これまで利用していたキャッシングの解約書類は必要?

おまとめローンへ申し込む際には、これまでに利用していたキャッシングの解約書類が必要となることもあります。

おまとめローンが高額の融資となる以上、やはり「きちんとおまとめローンへ借り換えました」という証明にもなる解約書類は必要になります。

たいていのローンはWeb上で解約の手続きを進めることができるので、プリントアウトしておまとめローンへ提出することができます。

しかし、なかには解約の受付を電話でしか行っていないというキャッシングもあります。

このような場合は、解約手続き後に書類を郵送してもらうように依頼する必要があります。

忘れるとおまとめローンを利用するのが難しくなってしまうので、ここは忘れずに行うよう気をつけましょう。

銀行のおまとめローンについてまとめました

まとめると以下の通りです。

  • おまとめローンは、「銀行カードローン」または「消費者金融のおまとめ専用ローン」がおすすめ
  • おまとめローンの審査では、収入や勤務年数だけでなく過去のキャッシング信用情報が重要になる
  • 低金利のローンはおまとめローンに向いているので、銀行カードローンがおすすめ
  • 消費者金融のおまとめ専用ローンは基本的に返済のみのローンなので、確実性のある返済計画が必要

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した「MR.カードローン」「オリックス銀行カードローン」「おまとめMAX」はほんの一例で、それ以外にもおまとめローンとして利用できるキャッシングローンはたくさんあります。

まとまったお金を借りることになるので一番優先するべきは「低金利」ですが、状況に応じて審査スピードやその他のサービスを比較して、まずは銀行カードローンか消費者金融のおまとめ専用ローンを利用するかを絞るところからおすすめします。