大手銀行カードローン5社を比較してみた【金利編】

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ビジネスマン3人
銀行カードローンを比較するときに皆さんはどこを比べているでしょうか。

比較されることが一番多くわかりやすいのは「金利」でしょう。

銀行カードローンによって金利は結構ばらばらなので、今回は有名な大手銀行カードローンに絞って比較をしてみました。

銀行カードローンを金利で比較

人気があって利用者の多い、いわゆる大手でおすすめの銀行カードローンを金利でそれぞれ比較してみました。

銀行カードローン選びの参考になれば幸いです。

  • みずほ銀行カードローン:年3.0~7.0%(エグゼクティブプラン)
  • 住信SBIネット銀行「MR.カードローン」:年0.99~7.99%(プレミアムコース)
  • 三井住友銀行カードローン:年4.0~14.5%
  • 三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」:年1.8~14.6%
  • 新生銀行カードローン レイク:年4.5~18.0%

みずほ銀行カードローン

  • 金利:年3.0~7.0(エクゼクティブプラン)、年3.5~14.0%(コンフォートプラン)
  • 借入限度額:10万~1,000万円
  • 審査スピード:最短即日利用可能
メリット:低金利No.1の銀行カードローン

銀行カードローンでもっとも低金利だったのは、長年住信SBIネット銀行の「MR.カードローン」だったのですが、みずほ銀行カードローンのエグゼクティブプランがそれを上回りました。

ご覧の通り、みずほ銀行カードローンには2つのプランがありますが、そのどちらもカードローンの中では低金利なので利用しやすいです。

ちなみに、下限金利の方は「みずほ銀行の住宅ローンを利用していれば0.5%下がる」という条件で下げられて表示されている状態なので、要注意です。

デメリット:プランは審査次第

エグゼクティブプランとコンフォートプランはどのように決まるかというと、審査次第としか言いようがありません。

プランを決める基準どころかカードローンの審査基準すら公表されてはいないので、自身をもってみずほ銀行を信じて申し込みましょう。

申し込み条件さえ満たしていれば、会社員だけでなくアルバイトの方も普通に申し込むことができるのは銀行カードローンの良いところです!

住信SBIネット銀行「MR.カードローン」

  • 金利:年0.99~7.99%(プレミアムコース)、年8.39~14.79%(スタンダードコース)
  • 借入限度額:10万~1,200万円
  • 審査スピード:最短60分で審査完了、最短即日利用可能
メリット:業界最高水準の低金利銀行カードローン

みずほ銀行のエグゼクティブプランに若干劣っているとはいえ、銀行カードローンの中ではそれに次ぐ低金利カードローン第2位のMR.カードローンのプレミアムコース。

みずほ銀行と同様に、MR.カードローンも住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用しないと金利が0.6%引き下がらないので要注意です。

ちなみに、MR.カードローンもどちらのコースになるかは審査次第です。

デメリット:金利引き下げの条件が多い

MR.カードローンの場合、金利は最大で0.6%引き下げられていますが、この条件が少し複雑です。

  1. SBI証券口座保有登録をしている
  2. 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある
  3. SBIカードを持っていて、住信SBIネット銀行の口座を引落口座にしている

上記の表のうち、「1と2はどちらかで0.5%の引き下げ」で「3は0.1%の引き下げ」となっています。

ですから、0.6%引き下げたいのであれば「1と3」か「2と3」という2つの条件どちらかを満たさなくてはいけません。

三井住友銀行カードローン

  • 金利:年4.0~14.5%
  • 借入限度額:10万~800万円
  • 審査スピード:最短30分審査、最短即日利用可能
メリット:低金利かつ審査スピードが早い銀行カードローン

三井住友銀行カードローンは、比較的審査スピードの早い銀行カードローンでありながら低金利です。

金利はみずほ銀行カードローンやMR.カードローンには劣りますが、お急ぎの方も申し込みやすく長期的な利用にも向いていると言えます。

デメリット:専業主婦の方は利用できない

基本的に銀行カードローンは専業主婦も利用できるようになっていますが、三井住友銀行カードローンは専業主婦利用できないことになっています。

低金利で審査スピードも早くこれといったデメリットの無い銀行カードローンですが、専業主婦の方だけは要注意です。

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」

  • 金利:年1.8~14.6%
  • 借入限度額:10万~500万円
  • 審査スピード:最短30分審査、テレビ窓口なら最短40分でカード発行
メリット:銀行カードローン最速の最短40分カード発行

バンクイックの自動契約機は「テレビ窓口」で、三菱東京UFJ銀行支店内のATMコーナーの角に設置されています。

テレビ窓口から申し込みを行えば最短40分でバンクイックを発行できるので、テレビ窓口から出ればすぐにATMでキャッシングを利用することができます。

そのため、最短40分で実質借り入れまで出来る唯一の銀行カードローンとなのです。

デメリット:テレビ窓口の利用には運転免許証が必須

バンクイックで即日融資を受けるにはとても便利なテレビ窓口ですが、申し込みに必要な本人確認書類が「運転免許証のみ」という制限があります。

そのため免許をお持ちでない方は、健康保険証などその他の本人確認書類を用いてインターネット経由で審査の申し込みをしなければいけません。

新生銀行カードローン レイク

  • 金利:年4.5~18.0%
  • 借入限度額:10万~500万円
  • 審査スピード:最短30分審査、即日利用可能
メリット:高い成約率

現在は新生銀行のカードローンとして扱われているレイクのメリットはその高い成約率、つまり審査通過率が高く審査が甘い・通りやすいことにあります。

レイクの成約率は2016年12月現在で「35.5%」もあり、すべての申し込みのうち3人に1人以上審査に通る計算になります。

デメリット:消費者金融と同じ高金利

レイクは銀行カードローンの1つですが、以前は消費者金融の1つだったことはご存知の方も多いでしょう。

実は消費者金融時代のサービスをそっくりそのまま新生銀行へ移したので、金利や借入限度額その他サービスの部分が消費者金融時代のままです。

そのため銀行カードローンにもかかわらず、レイクは高金利のカードローンとなってしまっているところがデメリットと言えます。

毎月の最低返済額で比較

銀行名 毎月の最低返済額
みずほ銀行カードローン 10,000円/借入残高100万円以下
住信SBIネット銀行「MR.カードローン」 2,000円/借入残高10万円以下
三井住友銀行カードローン 2,000円/借入残高10万円以下
三菱東京UFJ銀行「バンクイック」 2,000円/借入残高10万円以下
新生銀行カードローンレイク 3,000円/借入残高10万円以下

カードローンの返済額は個人で自由に増やすことはできますが、毎月の最低返済額(「約定返済」とも言う)が決まっています。

この最低返済額が低いほど毎月の負担が少ないので、返済を続けやすいというメリットがあります。

そもそもなぜ最低返済額で比較をするのかというと、のちの返済総額に大きく関わるからです。

低金利の銀行カードローンであっても、返済期間が長すぎると利息が積み重なって、消費者金融を利用している場合とたいして変わらないことになってしまうこともあるからです。

「金利」と「最低返済額」の差で変わる利息の具体例を比較

基本的に、銀行カードローンの初回契約時の借入限度額は、最大でも100万円以下になることがほとんどです。

そのため、適用される金利のほとんどは各銀行カードローンの「上限金利」になります。

そこで実際に、各銀行カードローンの上限金利かつ最低返済額で「10万円」を全額返済すると、「全額返済までの期間」と「返済総額」はどうなるのでしょうか。

結論から言うと、5つの銀行では下記の通りになります。

みずほ銀行カードローン 106,956円/11ヶ月
住信SBIネット銀行「MR.カードローン」 156,304円/79ヶ月
三井住友銀行カードローン 154,259円/78ヶ月
三菱東京UFJ銀行「バンクイック」 154,952円/77ヶ月
新生銀行カードローンレイク 139,639円/47ヶ月

以下で、各銀行カードローン毎に詳しくご説明いたします。

みずほ銀行カードローン
上限金利 年14.0%(※)
毎月の最低返済額 10,000円/借入残高100万円以下
返済期間 11ヶ月
返済総額 106,956円
合計利息 6,956円

※「コンフォートプラン」適用時の上限金利で計算しています。

みずほ銀行カードローンは最低返済額が「10,000円」と高いこともあって、他行と比較すると早期の全額返済となります。

また、低金利なので毎月の利息もそれほど低くなり、返済総額を抑えることができます。

毎月10,000円の返済を続けることができれば、銀行カードローンの中では安心して利用することができると言えます。

住信SBIネット銀行「MR.カードローン」
上限金利 年14.79%(※)
毎月の最低返済額 2,000円/借入残高10万円以下
返済期間 79ヶ月(6年7ヶ月)
返済総額 156,304円
合計利息 56,304円

※「スタンダードコース」適用時の上限金利で計算しています。

住信SBIネット銀行の「MR.カードローン」は、借入残高が10万円以下なら毎月2,000円から返済できるので、返済の負担はとても少ない銀行カードローンです。

ただ、それに甘えてずっと2,000円の返済を続けていても元金は全然減りません。

もしずっと最低返済額での返済を続けると、MR.カードローンは完済までに「79ヶ月(6年7ヶ月)」も掛かってしまい、返済総額はなんと「156,304円」まで増えてしまいます。

利息だけで5万円以上も支払うことになるので、余裕があるならば2,000円以上返済していくことをおすすめします。

三井住友銀行カードローン
上限金利 年14.5%
毎月の最低返済額 2,000円/借入残高10万円以下
返済期間 78ヶ月(6年6ヶ月)
返済総額 154,259円
合計利息 54,259円

三井住友銀行カードローンも、住信SBIネット銀行と同様、借入残高10万円以下で毎月2,000円からの返済を続けることが可能です。

しかしこれも同じように、全額返済するまで最低返済額を続けると「78ヶ月(6年6ヶ月)」もかかる上に、「154,259円」の返済総額まで増えます。

口座からの自動引き落としによる支払いのほかにも、ご自身で余裕がある分は返済に充てる努力をする必要があります。

三菱東京UFJ銀行「バンクイック」
上限金利 年14.6%
毎月の最低返済額 2,000円/借入残高10万円以下
返済期間 77ヶ月(6年5ヶ月)
返済総額 154,952円
合計利息 54,952円

MR.カードローンおよび三井住友銀行カードローンと同様に、バンクイックも、借入残高10万円以下のとき毎月2,000円から返済を続けることができます。

毎月欠かさず2,000円を支払っていけば、「77ヶ月(6年5ヶ月)」後には全額返済することができますが、結果的に「154,952円」もの返済総額となってしまいます。

新生銀行カードローンレイク
上限金利 年18.0%
毎月の最低返済額 3,000円/借入残高10万円以下
返済期間 47ヶ月(3年11ヶ月)
返済総額 139,639円
合計利息 39,639円

レイクは、借入残高10万円以下で最低返済額が3,000円からとなります。

最低返済額が2,000円の銀行カードローンと比較すると、返済期間と金額は低めに見えますが、高金利なのでそれだけ多く利息を取られています。

単純計算すると、1年で「10,118円」の利息を取られている計算になります。

上限金利で4.0%の差がある「みずほ銀行カードローン」は、1年で「7,584円」の利息が取られる計算となるので、2,500円程度の損をしていることになりますね。