消費者金融とは?ヤミ金との違いや銀行との違いまで分かりやすく解説!

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冠婚葬祭など急に入った用事、突然の入院など予定外の出費に困った経験があるという方も多いかもしれません。

そんな「いざ」という時に力強い味方になってくれるのが消費者金融のキャッシングです。

実際に消費者金融を利用したことがない方は、ヤミ金などと混同してしまい「何か怖そう」というイメージを持っている方も残念ながら少なくありません。

ここでは消費者金融の特徴や「ヤミ金」「サラ金」といった用語の解説、銀行系フリーローンとの違いなどを解説していきます。

消費者金融はヤミ金とはまったく別なもの

消費者金融って何?

消費者金融とは主に個人向けの融資を行う貸金業者で、ほとんど場合は無担保・保証人無しで利用できることが特徴です。

しかし、無担保でお金を借りることができるために、いわゆる「ヤミ金」と混同されることもあります。

しかし、消費者金融はヤミ金とはまったく別のものです。

最も大きな違いが、消費者金融は「貸金業法」という法律に基づいて運営されているということです。

また、法律に則った業者であることは「日本貸金業協会会員」であるかどうかで判断することができます。

もちろんこれは貸金業者のホームページなどで簡単に確認することができます。

有名な消費者金融

消費者金融はアイフルやアコム、プロミスが有名な存在です。

さらにSMBCモビット、ノーローン、レイクALSAを加えた大手6社で業界をリードしており、CMなどでもおなじみの会社です。

しかし、大手6社以外にも優良な消費者金融は50社以上もあることはあまり知られていません。

大手であれば安心してお金を借りることができるのは確かですが、中小の業者には独自の様々なメニューやプランを用意しているところも多くあります。

お得に返済できる業者もあり、自分に合った業者を調べてみても損はありません。

もちろん、こういった中小の業者も「日本貸金業協会会員」であることが前提となることには注意が必要です。

法律を守っているかいないかの違いは大きい

なぜ闇金は危険なのか?

いわゆる「ヤミ金」はお金を借りるという点では消費者金融に似ているものの、実態は全く別のものであるため十分過ぎるほどの注意を払う必要があります。

違法な貸付けなどを行う業者がほとんどですが、さらに問題なのが貸金業として登録していないことにあります。

「貸金業の規制等に関する法律」が2007年12月に現在の「貸金業法」に改正され、貸金業者には厳格な基準が適用されるようになりました。

特に強引な取立てなどは厳しく制限されています。

ところが、ヤミ金はそもそも貸金業者ではないため、業界団体のチェック機能が働かないのはもちろん、貸金業者としての処罰が難しいという問題があるのです。

そのため、返済トラブルになると非常にやっかいであるため、あらかじめヤミ金の特徴を整理して近づかないようにすることが無難な方法です。

ヤミ金の特徴としては貸付金額が非常に小額から利用できることが挙げられます。

一方、金利は高く設定されています。

そのため、安易に小額の借入れを行ってしまうと、みるみる金利部分の返済が膨らんでしまうというカラクリになっています。

闇金を見極めるには日本貸金業協会に登録しているかチェック

しかし、ヤミ金は貸金業者としての登録はないため、見分け方は簡単です。

「日本貸金業協会」の会員をチェックしてみましょう。

これはホームページから簡単に検索することができます。

会員でなければヤミ金と判断して間違いではありません。

借入れの際は、業者ごとに手間を惜しまず調べることが大切です。

サラ金は消費者金融の昔の呼び方で同じもの

サラ金って何?

消費者金融のキャッシングと聞くと、「サラ金」という言葉を連想する方も多くいますが、間違いというわけではありません。

サラリーマンなどの個人を対象にした無担保での貸付けであるため、「サラ金」と呼ばれていました。

しかし、貸金業法が厳しくなる前の呼称であり、現在は消費者金融という呼び名になっています。

また、「街金」という呼び名もありました。

ややグレーな業者も含むような、あまり良くないニュアンスの呼称です。

こちらも現在は使われておらず、合法業者はすべて消費者金融と呼ばれています。

呼び名統一はイメージの悪化が原因?

消費者金融という呼称に統一された背景には、単にイメージの違いだけではなく、法改正により個人が安心して借入れ・返済を行えるようになったことがあります。

実際、サラ金と呼ばれていた時代には、返済を迫ってむやみに家や職場に押しかけたり、強引な取立てが問題となっていました。

しかし、法律の改正により取り立ての方法は制限され、業者に対しては金融庁の指導が入ることでクリーンな業界へと改革が成功しています。

つまり、消費者金融とは合法の貸金業者を指す言葉であるといえます。

さらに現在は多くの消費者金融がメガバンクなどの大手金融機関の傘下となっているため、コンプライアンス重視の経営や現場の運営が行われています。

消費者金融と銀行フリーローンの違いとは?

貸金業法が適用されるのが消費者金融

消費者金融のキャッシングとよく似たサービスとして、銀行のフリーローンがあります。

この二つのサービスの違いを理解するためには、まず適用される法律が違うことを知っておく必要があります。

消費者金融は貸金業法が適用されます。

これは貸金業法第2条の「貸付を生業として行う」ことに該当するためです。

貸金業法は多重債務者問題の解決を目的として改正されたことを受け、貸付の厳格化が行われています。

同時に、いわゆる「グレーゾーン金利」が廃止されて、個人が安心して利用できるようになりました。

貸金業法は取り立ての方法などについても厳しく制限しています。

例えば、自宅を訪問する際にも8時から21時の間の時間帯と決められています。

銀行フリーローンは銀行法が適用される

一方、銀行のフリーローンには銀行法が適用されます。

銀行法第1条には「預金者の保護」と「金融の円滑」「国民経済の健全な発展」を主目的にすることが定められており、これに基づいたサービスを提供するということになります。

そのため、極めて安全な範囲での融資を行うことが求められます。

しかし、別の見方をすれば、貸金業法の適用から自由であるために消費者金融には無い銀行独自のサービスを提供することも可能になります。

消費者金融と比較して有利な部分もあれば不利な部分もあり、借り入れをする個人が自分のライフプランなどをしっかりと立てた上で利用の仕方を判断することが大切です。

総量規制について基本をマスターしよう

総量規制とは

消費者金融を利用する際、借り入れできる上限は総量規制によって決められています。

これ以上の金額の借り入れを希望しても、当然審査ではじかれてしまうため注意が必要です。

貸金業法では、総量規制によって年収の3分の1を超えるなどの返済能力を超えた貸付けが禁止されています。

総量規制は多重債務者問題が社会問題となったことから導入が議論され、貸金業法改正後の2010年6月から施行されたものです。

また、自社からの借入残高が50万円を超える貸付、総借入残高が100万円を超える貸付けとなる場合は年収などを証明する資料の取得が貸金業者に課せられるようになりました。

借り入れの審査が厳しくなった一方、多重債務などの心配が少なくなり、消費者金融を利用しやすい環境が整ったといえます。

総量規制についての説明は「総量規制対象外のキャッシングで審査が甘いのはどこ?」の中で説明しています。

総量規制に含まれていないもの

総量規制には住宅ローンなどは含まれません。

マイカーローンなども含まれないため、無理のない範囲であれば他の種類の借り入れがあっても消費者金融を利用することが可能です。

また、クレジットカードのショッピング枠も含まれないため、買い物や公共料金などの引き落としで日常的にカードを利用している人も安心です。

逆に、クレジットカードにキャッシング枠が付いている場合は注意が必要です。

消費者金融を利用する場合は、クレジットカードのキャッシング借入状況について把握しておくことが大切です。

無利息期間はカード会社によって違う

カードローンには無利息期間のサービスが設けられていることが多くあります。

消費者金融によって期間や条件は異なるため、借り入れの前にしっかりと調べておくことが大切です。

条件としては「初回限定」、つまり初めて契約した利用者に限られることが一般的です。

消費者金融のサービスは一般的な商品やサービスと違い、他社との差別化が非常に難しいという側面があります。

そのため、CMなどで有名な大手でも顧客を獲得するためにこのような無利息サービスを積極的に行っているのです。

一番多いケースは、初回限定・30日程度の無利息ローンです。

レイクALSAは特殊な設定

なかには、レイクALSAのような180日間という長い期間のものあります。

ただし、この場合は金額に制限があるので注意です。

無利息ローンを何度でも利用できる消費者金融もありますが、無利息期間が終わった後の金利や支払い方法などもトータルで考えておくことが必要になります。

各社とも様々な条件の無利息ローンを用意しているため、積極的に活用すれば返済額を大幅に減らすことも可能です。

即日融資を受けやすいのは消費者金融

スピードが命の消費者金融

実際に消費者金融の利用を検討する場合で非常に多いのが、思わぬ急な出費に迫られたというケースです。

消費者金融は申し込みから実際の融資の実行までが非常にスピーディーであることも特徴のひとつです。

場合によっては「当日中にまとまったお金が必要」というケースさえあるかもしれませんが、即日融資も可能です。

また、銀行系のカードローンは2018年より事実上即日融資が不可能となったため、即日融資を希望する場合は消費者金融を利用することになります。

消費者金融から即日借りるにはどこから借りればいい?ブラックでも借りられるところはある?

ネットでも利用可能!

キャッシングの申し込みはインターネット経由で行うことができるため、書類の郵送などの時間や手間を大幅に省くことが可能です。

また、業者もネット時代に対応した組織体制を整えていることがほとんどであるため、ネット申し込み後にすぐに審査に入ることができます。

急ぐ場合にはさらに確実で早いのが無人契約機です。

駅前や銀行の中に設置されていることが多く、わからない場合はネットでもすぐに場所を調べることができます。

無人契約機ではオペレーターとすぐにつながるため、書類などを用意しておけばその場で本審査が可能になります。

審査を通過できればカードの即時発行も可能です。

ただし、時間が遅い場合などは貸金業者内で審査が出来ず翌日に審査や入金がずれ込むこともあります。

特にネット経由で銀行振り込みによる入金を希望する場合は、貸金業者ではなく銀行の営業時間の問題もあるため注意しておく必要があります。

誰にも知られずに契約しやすいのも特徴

テクノロジーの進化で利用がしやすくなった

ITテクノロジーの進歩に伴い、消費者金融もインターネット経由で簡単に申し込みを行えることができるようになりました。

以前と比べて最も大きく進化したのは、申し込みから融資の実行までインターネット完結で行うことが出来るようになったことです。

このことにより、誰にも知られずに消費者金融を利用することが可能になりました。

年収や勤続年数などの借り入れに必要な条件を満たし、源泉徴収票など年収の証明などの必要書類も揃っていれば、確認の電話などを省くこともできます。

明細などもWebサービスを利用すれば郵送してくることもありません。

周囲の知人はもちろん、家族に対してのプライバシーを守ることさえ可能です。

以前は郵送などが面倒だった書類のやりとりも、今はネット上で完結します。

運転免許証などの本人確認書類も、スマートフォンなどのカメラで撮った写真で送付することさえ可能です。

ネット時代とはいえ、少し前までは書類をわざわざスキャンして送付する必要があるなど、Web申し込みも意外と手間が掛かるものでした。

しかし、現在はパソコンを使わず手軽にスマートフォンひとつで完結できる業者が多くあります。

金利が高いというのは本当?実際は?

消費者金融は銀行カードローンなどよりも金利が高いというイメージがありますが、実際には利用するケースごとに異なっており、消費者金融を利用した方がお得なケースもあります。

消費者金融は総量規制が導入されてから競争が激化しており、各社とも金利を低くするように努力しています。

銀行系に比較すると、限度額が高い利用者の場合は金利が低くなるケースも多くあります。

貸金業法で決められている金利は、あくまで「上限」の金利に過ぎません。

利用者からすれば少しでも条件の良い業者を利用したいと考えるのは当然のことであり、業者も顧客を獲得するために少しでも競合他社よりも金利を低く設定しようという力が働きます。

また、金利は審査の後に確定する限度額によって決まることが多く、高額利用者ほど金利が下がる傾向にあることを押さえておく必要があります。

あらかじめ限度額によって変わる金利をホームページで提示している業者も多いため、申し込み前にチェックしておくことが大切です。

消費者金融は許可を受けた貸金業者

このように、消費者金融とは法律に基づいて許可を受けた貸金業者のことを指します。

誰もが安心して利用できる会社のみが消費者金融と呼ばれ、言うまでもなくヤミ金などの業者とはまったく異なるものです。

お金を借りる際には「日本貸金業協会会員」の業者を選ぶことが原則であり、急な出費が必要な時でも慌てないために普段から意識しておくことが大切です。

また、消費者金融は銀行系カードローンとは異なる特徴を持つということを整理しておくことも重要です。

それぞれが異なった法律によって規制されていることを知っておくだけでなく、限度額などによって金利が変わってくることを把握しておくことも上手に借り入れをするポイントです。

さらに、即日融資や無利息サービスなどは消費者金融ならではの大きなメリットです。

漠然とお金を借りるのではなく、消費者金融の特徴をしっかりと押さえたうえで賢く計画的に利用することが大切です。