オリックス銀行カードローンの解約手続方法と解約することのメリット&デメリット

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今回はオリックス銀行のカードローンの「解約」について、少し掘り下げて考えてみたいと思います。

特にカードローンを利用している場合、「残債をすべて返済したらローン契約は自動的に解約になる…」と思っている方も多いようですが、実はカードローンをすべて返済し終えた後も、契約状況は続いています。

では、残債をすべて返済した後、解約したい場合にはどんな手続きが必要なのか?

また、オリックス銀行カードローンを解約せずに契約したままだと、どんなデメリットがあるのか?

この記事では、そんなオリックス銀行カードローンの解約の流れや、解約した場合のメリットやデメリットについて、詳しく見ていきたいと思います。

オリックス銀行カードローンを完済する方法と、その後の流れ

まず、最初にオリックス銀行のカードローンの解約を前提に「残債をすべて返済する方法」、そして「完済した後はこのカードローンの契約はどうなるのか?…」という点から、お伝えしていきます。

オリックス銀行カードローンの残債をすべて返済するには

まず、オリックス銀行の残債を全て返済する方法からですが、完済する為には当然ながら「1円単位」の残債まできっちり返済する事が必要になってきます。

では、この場合どんな方法で完済する事が出来るのでしょうか?

通常、オリックス銀行カードローンは、以下の三つの方法で返済する事が出来ます。

  1. 口座振替による引き落とし
  2. ATMによる返済
  3. 振込による返済

ただ、口座振替の場合、毎月の約定返済額は1,000円単位で決められていますし、ATMでの返済も硬貨の入金が出来ませんので、オリックス銀行カードローンの残債を全て返済する為には、唯一「振込による返済のみ」という事になります。

オリックス銀行カードローンの場合、利用者専用の「返済口座」が割り当てられますので、オリックス銀行の普通口座、または他行口座から自分専用の返済口座に直接振り込む事により、完済する事が可能です。

オリックス銀行カードローンの契約期間について

次に、オリックス銀行カードローンを完済した後、このカードローンの契約状況はどのような扱いになるのか…?という点についても見ていきたいと思います。

この件については、オリックス銀行カードローンの規約を見れば答えがわかります。

以下は、オリックス銀行カードローンの規約の一部を抜粋したものですが、この規約の第6条の中には、オリックス銀行カードローンの「契約期限」についての記述があります。

これを見ると、オリックス銀行カードローンの契約は、基本的に「利用者」または「銀行」からの申し出がない限り、1年ごとの自動継続になる…という事がわかります。

つまり、オリックス銀行カードローンを完済しても、利用者から解約の申し出をしない限り、「カードローンは契約されたままになる」という事になります。

第6条(契約期限)
契約期限までに、お客さまから契約期限を延長しない旨の申出がない場合は、当社は、当社および保証会社による審査を経て、本契約をさらに1年間延長するものとし、以降も同様とします。ただし、当社は、当社および保証会社による所定の審査により、契約期限を延長しない事があります。
引用元:オリックス銀行カードローンの契約取引規定

オリックス銀行カードローンの解約手続き

では、オリックス銀行カードローンを解約したい場合には、どのような手続きを踏めばいいのでしょうか?

カードローンの解約…と聞くと「会員サイトで手続きできるのでは?」と思う方が多いと思います。

しかし、実際はオリックス銀行カードローンをはじめ、ほとんどのカードローンはWEB上の解約手続きは出来ないようになっており、解約する方法としては、唯一「オリックス銀行のコールセンターへの連絡のみ」という事になっています。

ちなみに、以下がオリックス銀行カードローンを解約する場合の連絡先となります。

また、先ほど完済の方法をご紹介しましたが、オリックス銀行カードローンの場合、日割りで利息が計算されていきますので、解約の流れとしては下記の通り解約日(※完済日)時点での元金+利息を確認する事が重要なポイントとなります。

オリックス銀行カードローンの解約窓口と手続きの流れ

【オリックス銀行カードローンカードデスク】
電話番号:0120-890-699
取り扱い時間:9:00~18:00(土日祝および12/31~1/3休)

【手続きの流れ】
① オリックス銀行のカードデスクに電話をして、解約したい旨を伝える。
② 完済できる日(振込する日)を伝え、その日なら元金+利息の合計はいくらになるのか確認する。
③ 約束した振込日に残債を振り込み、返済する。

尚、解約した後、キャッシング用のカードについては、自分でハサミなどで処理をしてすべての解約手続きは完了する事になります。(オリックス銀行カードローンの場合は、WEB申し込みしかできない為契約書などは残っておらず、書類の破棄なども必要ありません。)

延滞していると強制的に解約される場合も

ここまでで、オリックス銀行カードローンの解約には、「自ら連絡する事…」という点が大切になる事はご理解いただけたかと思います。

しかし、以下に該当する場合、利用者の意思に関わらず銀行側の判断でカードローン契約が強制的に解約されるケースがありますので、注意が必要です。

カードローン契約が強制的に解約されるケース
1.カードローンの支払いを怠った時
2.取引規定に違反した時
3.精神上の疾患や、高齢による判断力不足で後見人が設定され、カードローンの契約継続が困難になった場合
4.利用者の所在が不明となった場合
5.申し込み内容に虚偽の申告があった場合
6.カードローン利用が法令や公序良俗に反すると判断された時
7.日本国外に転出した時
8.保証会社が利用者の信用状況に著しい低下が見られると判断した場合

オリックス銀行カードローン解約のメリット

では、ここからはオリックス銀行カードローンを解約する場合の「メリット」と「デメリット」について、詳しく見ていく事にしましょう。

メリット①住宅ローンの審査に通りやすい

まず、このカードローンの解約メリットの一つ目ですが、やはり大きなメリットとしては「住宅ローンの審査に有利になる」という点が挙げられます。

住宅ローン審査時には、カードローンやクレジットカードは解約するのがベスト

住宅ローンを利用する場合、当然審査が行われる訳ですが、この審査の時には信用情報機関への情報照会が行われ、「利用者が他社カードローンやクレジットカードを契約しているかどうか?」という点を厳しく見られます。

つまり、住宅の購入資金を融資する銀行としては、住宅ローンの返済が滞る原因となる「他社の借金」がどれくらいあるか?という事を審査する訳です。

ただ、この場合カードローンの残債が0円であったとしても、カードローンの契約が継続している状態のままだと、「この人は住宅ローンの返済中に、カードローンを新たに借り入れる可能性が高い」という判断をされて、住宅ローンの審査に落ちてしまう可能性が非常に高くなります。

また、これはクレジットカードのキャッシング枠についても、同じ事が言えます。

したがって、住宅販売をするデベロッパーや工務店の営業マンからは、住宅ローンを申し込む前に「必ずカードローンやクレジットカードは完済してから解約してください」と言われるケースが殆どです。

住宅ローンの審査基準とは?どんな人が審査に落ちるのか?

信用情報機関に解約情報が掲載されるタイミング

ただ、カードローンやクレジットカードを解約しても、その解約情報が信用情報機関に反映された状態で住宅ローンに申し込まないと、まったく解約の意味を成さない事になります。

では、カードローンやクレジットカードの解約履歴は、解約してからどれくらい経てば掲載されるのでしょうか?

実は、この“掲載までの期間”については、各金融機関やローン会社が信用情報機関に情報を連携するタイミングにより異なってきますので、一概には言えません。

ただ、ほとんどの場合は解約してから1~2カ月後には反映されているようです。

したがって、住宅ローンを申し込む場合には、カードローンを解約してから少し余裕を見て、3カ月後くらいに申し込まれる事をおすすめします。

メリット②他社カードローン審査時にも有利

また、オリックス銀行カードローン以外のカードローンを新規で契約したい場合も、このカードローンを解約しておいたほうが審査通過の可能性は高くなります。

オリックス銀行カードローンの残債は0円でも契約状態が残っていると、他社借り入れが増える可能性がある…という事で、新規のカードローン契約の審査が通らなかったり、限度額が低く設定されてしまうケースがあります。

しかし、完済した後でこのカードローンを解約しておくと、新たなカードローンの契約の際には、他社借り入れも0円、そして他社契約も0件となりますので、当然新規の審査通過率は高くなります。

メリット③借り癖を治す事も出来る

また、カードローンをきちんと解約しておく事で、「借金癖を治す事が出来る」というメリットもあります。

カードローンを完済したとしても、解約せずに契約状態が残っていると「お金がなくなったら、すぐにキャッシングできる…」という気持ちがどこかにある状態が続きます。

その為、カードローンを契約したままにしていると、意志の弱い人の場合生活費などが足らなくなると、すぐに借り入れを始めてしまう…という事にもなりかねません。

したがって、せっかく完済したのなら、このような借り癖を断ち切る為にも、是非きちんと解約しておくことをおすすめします。

オリックス銀行カードローン解約のデメリット

最後に、オリックス銀行カードローンを解約した場合のデメリットについても、お伝えしておきます。

デメリット①いざという時にお金に困る

オリックス銀行カードローンの解約デメリットは、実はそれほどないのですが、強いて挙げるなら「貯金がない場合、生活に困る可能性がある」という点が挙げられます。

カードローンを契約したままにしておくと、急な出費などでお金が足らない!という緊急事態にも対応する事が出来ますが、解約してしまうと自分の貯金に頼るか、親や兄弟から借金をする…という事を考えないといけません。

急な出費が必要になる場合、往々にして“すぐに現金を用意しないといけない”というケースが殆どですので、貯金のない人の場合は少しリスクが残るという事になります。

デメリット②再契約する場合は、最初から審査される

解約デメリットの二つ目は、「再契約の場合の手間」です。

オリックス銀行カードローンを一度解約して、再契約する…という人は少ないかもしれませんが、それでもオリックス銀行カードローンは金利も低く限度額も高いので、一度解約して他社ローンを利用していた人の中にも、「もう一度契約したい」と再契約を希望する方も多いようです。

ただ、オリックス銀行カードローンを再契約する場合は、「以前に契約していた…」という事を申し出たとしても、最初から申し込み手続きをする必要があり、初めて契約する人と同じ審査が行われます。

その為、申し込みには手間もかかりますし、以前契約していた時の限度額や金利は一度リセットされてしまい、ほとんどのケースにおいて初回契約者と同じ上限金利が適用される場合が多いようです。

したがって、このカードローンを長年利用していて、高い限度額と低金利が適用されている場合は、特別な事情がない限りは、残債が0円でも解約せずに置いておいたほうがいい…という事になります。

オリックス銀行カードローン解約について、まとめ

いかがでしたか?

今回は、オリックス銀行カードローンの解約に関する基礎知識や、解約の流れ、そして解約のメリットやデメリットについて、いくつかの情報をお届けしました。

では、最後にこの記事でお伝えした点をまとめておきたいと思います。

  • オリックス銀行カードローンの残債をすべて返済したい場合、カードデスクに連絡を入れて元金と利息の合計を確認し、約束した日に振込で完済する事が必要
  • オリックス銀行カードローンの残債が0円になっても、解約を申し出ない限り、カードローンの契約は継続したままになる。
  • このカードローンを解約すると、住宅ローンや他社ローンの審査が通りやすくなるメリットがある。
  • 一方、このカードローンを解約してしまうと、再契約しようとしても申し込み手続きの手間がかかり、以前利用していた時の限度額や金利はリセットされてしまうというデメリットがある。

以上のメリットやデメリットをどこまで重要視するかは人それぞれですが、いずれにしてもカードローンの「契約」と「解約」はよく考えて、慎重に行いたいものですね。